総会!ポーラ(4927)詳細(その1)
先日出席したポーラオルビスHD(4927)の株主総会の概要を記録のために残します。
まだ資料が公開されておりませんので、公開されたら、画像付にしようと思います。
<総覧>
○ 今後の成長のカギは、海外ブランド事業!
→20年度で黒字にならなかった場合の対応を要チェック
○ 増収増益!
○ 課題は業務委託先の教育か
■ 事業報告(15分)
18年度期は、売上高(2490億円)、営業利益増(390億円)。但し、経常利益は円高に伴う為替差損の計上で0.8%減。
海外ブランドJurliqueの減損、医薬品事業からの撤退により、冬季純利益は前年同期比69.1%減の8,388百万円。
○ POLA:売上高、営業利益ともに増。リンクルショットで顧客拡大。中国、香港、免税店が好調。
○ ORBIS:売上高減も営業利益増。原価率減、顧客単価UP。
○ Jurlique:113億円の減損。12年に資本参入するも改善に至っていない。中国市場から撤退し、オーストラリア、香港に絞る。オーストラリアに新工場を建設した。
■ 中期経営計画(10分)
○POLA:継続的成長へ。ホワイトショットを19年5月発売開始。新規美白有効成分配合で、販売許可が下りるのは国内では10年ぶり。中国での出店を20年までに倍増する。
○ORBIS:高収益事業へと再成長。
○Jurlique:中国市場からの撤退。オーストラリア、香港への集中。人件費削減、効率化を徹底し、20年には黒字化を目指す。
○株主還元:配当性向は60%以上を維持。今までは考えていなかった自己株式取得を検討している。
■ その他(5分)
○19年度見込
売上高:2410億円
営業利益:405億円(+2.5%)
経常利益:405億円(+4%)
純利益: 225億円
年間配当:116円(18年度80円)(90周年記念配当込)
○裁判について
会社を被告とした裁判は、昨年12月に終結済み。安心してほしい。